微細柱状構造

凹凸構造が、スポット形状の安定化に役立っています。

微細柱状構造

DNAチップの基板はこれまで、スポット形状安定性のために可能な限り平坦なものが求められてきました。
しかし東レが提供する3D-Gene®チップ基板はその常識を打ち破り、検出部に柱状の凸凹構造をもち、その柱の上端面にプローブDNAを固定化しています。これにより、スポット形状が安定化し、均一な検出画像を得ることができるようになりました。図に3D-Gene®の検出部の柱状構造の写真を示します。検出部には直径、高さともに数十から数百μmの凸凹構造が整然と並んでいます。
特長的な形状をしていますが、一般的なスキャナで読み取ることが可能ですので、すでにスキャナをお持ちのお客様は新たにご用意いただく必要はありません。対応可能なスキャナはこちらでご確認下さい(一部ですが未確認機種があります)。

※ このサイトに掲載している製品写真は日本で販売しているタイプのものです。